make sense コーチング

あなたの人生に専属コーチを…

コーチング事例④


◯顧客

Sさん 20代女性

◯職業

女性専門トレーナー

◯相談内容

今の仕事にはやりがいを感じているが、どこか物足りなさがある。
自分にしかできない仕事をやりたいと思っているがその仕事が何なのかわからない。


◯セッション内容

まず、今の仕事に対するやりがいと物足りなさについて聞いてみたところ、

「自分のアドバイスで女性が目に見えて変化していく姿にやりがいを感じる。その反面、これが本当にしたい事なのか迷う時もあり、このままの人生で終わりたくないという気持ちもある。」

Sさんの話を聞くと、今の仕事自体はやりがいがあるが、なんとなく充実していなかったりなんとなく日々が過ぎていく事に違和感があるようでした。

「なんとなく」の正体を探るためにSさんの経歴について聞きました。

すると、高校卒業後にカナダに数年間在住していた経歴がある事が分かりました。

ここにヒントがあると思い、カナダの生活と日本に帰ってからの生活について話してもらいました。

「海外に住んで仕事をした事でものすごく視野が広がった。日本に帰った時に、また小さな環境に収まるんだという事がイヤだった。」

会話の中で出てくるキーワードから、海外へ行きたいとの想いが強い事が分かりました。


僕が気になったのは、なぜそこまで強い想いがありながら世界に出ないのかという事でした。

実際に海外に住んでいた事を考えると、そこまでハードルの高い事ではないだろうと。

その理由を彼女に聞いてみたところ、

「実は日本に帰ってきたと同時にお父さんが亡くなった。
お母さんには海外に行く時にもいろんな心配をかけたし、あまり迷惑はかけないようにしたい。」

その出来事が彼女の選択に蓋をしていました。


更に彼女に聞きました。


「じゃあお母さんの幸せは、Sさんがやりたい事を我慢して迷惑かけないようにしてくれる事?」

彼女は答えました。

「それは違うかも…」

そこから彼女は考えました。

「やりたい事を我慢する事は、私が勝手にそれがいいと思ってるだけだ。
お母さんが本当に願ってくれている事は、私が自分の人生を後悔のないように全力で生きる事だと思う。」


これで彼女の蓋は外れました。


「毎月少ない給料の中から少しだけお母さんにあげている。
お母さんも今の仕事に不満がありながら家族の為に頑張ってくれている。

今のままだと、お母さんも私も何も変わらない。

自立して、お母さんにも楽になってもらいたい。」


だったらどうするか?


「私は世界中飛び回りたい。
そしてお母さんが今の仕事を続けなくていいようにしっかり稼いで、苦労させた分も一緒に色んな所に行きたい。」


そこから、どんな仕事がしたい、どんな生活がしたい、カリスマになりたい、目立ちたい…色んなデザインが彼女の中から出てきました。

そして、そのイメージをリアルに想像した事で彼女の中にスイッチが入りました。




◯この事例のポイント

「自分がどうありたいか」という事と「それに蓋をする原因」について気付けた点がポイントです。

自分がどうありたいかは、自分自信と向き合う必要があります。

蓋をする原因は、周りの環境や体験からくるものです。

その両方にしっかりと向き合い、Sさんとお母さんの中にあるズレを解消する事でSさんの蓋は外れました。

向き合うのは非常にきつい作業ですが、そこから逃げなければ必ず良い選択肢が生まれます。




◯セッション後の状況

セッションを通して蓋が外れたとの事で、よりリアルに将来の事を考えたそうです。

今のトレーナーという仕事にはやりがいがあり、「もっと極めたい」という想いが強くなって日々の仕事に本気で取り組んでいるそうです。

同時に独立を視野に入れて勉強するとの事。

そして、その先の将来はカリスマトレーナーとして世界で活躍すると宣言しました。


ハリウッドのセレブや歌手などをお客さんにして、逆輸入トレーナーとして日本のテレビに取り上げられる…というイメージだそうです。

トムクルーズを「トム」と呼び、ミランダカーを「ミランダ」と呼べる人間になるそうです。


ここで書くと非常に馬鹿げた夢のように思えますが、彼女のビジョンを目の前で聞くとやたらと具体的です。

逆にこっちが勉強になるぐらいリアルで鮮明なビジョンを描いており、海外で住んでいた経験値に感心させられます。


馬鹿げた夢を本気で語れる人は最高です!

そして、自分の夢を人に共感させる事が出来るのはもっと最高です。

彼女の場合、当たり前のように世界で活躍するんだろうなと思わせてくれます。