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make sense コーチング&コンサルティング

プロコーチ平松恭兵のブログ

強制から任意へ

コーチングをしていると、「教育する側」の人たちの相談も多いです。


指導者や管理職など、人を教育する立場にある人たちです。


教育現場、特にスポーツの現場でよく聞く言葉があります。

「社会では理不尽な事に耐えないといけないから、今のうちに理不尽に耐える事を覚えてほしい」

というような言葉です。


教育する側は、こういった想いの裏返しで…

厳しい言葉をかけたり、

厳しい指導をしたり、

「世の中の理不尽さ」をリハーサルさせようとする訳です。


でも、そうすると

パワハラと言われたり、

根性論は古いと言われたり、

指導する相手に嫌われたり…

上手くいかなくなります。


その結果出てくる言葉は…


「今の若いやつは言ってる事が通じない」


などという「否定」です。


否定するから、更に関係が悪化して

ますます上手くいかなくなる訳です。


このサイクルにハマっていく指導者は多いです。


僕は、原因を研究しました。

その結果、大きな落し穴がある事に気付きました。


その落し穴とは…

「世の中の理不尽さ」の捉え方です。


世の中の理不尽さってなんだと思いますか?


「想いと違う事」に耐えさせられる事でしょうか?

「上司の言うことは絶対」というルールに耐え忍ぶ事でしょうか?

自分を殺して周りの為に仕事をする事でしょうか?


「何かに耐えなければいけない」という事が世の中の理不尽さだ!

というのは、もう古い考え方だと思うんです。


だって、「耐えるだけで良くなっていく時代」はもう終わってますよね。

今は、耐えて耐えて我慢しても…

身体や精神を壊すだけです。

言われた事をやるだけで、景気が右肩上がりの時代は終わったのです。


じゃあ、今の時代の「世の中の理不尽さ」とはなんでしょうか?


僕の研究結果では、

「頑張っても報われない事がある」

という事が、今の世の中の理不尽さです。


これからは、「高齢化」と「格差」の時代です。


生まれた家の経済状況で、良い教育を受けられなかったり…

大人の都合で、努力が報われない結果になったり…

高齢化社会である以上、高齢者有利の世の中になっていきます。


若い人にとっては、自分の想いや力の届かないところで脱落せざるを得ない状況が起こってくる訳です。


でも、一方で「自由な選択ができる時代」でもあります。


ここに、これからの教育や指導の現場に必要なヒントがあると思うんです。


「頑張っても報われない事がある」

でも…

「自分の選択次第では逆転する事ができる」


その能力を鍛える事が、これからの教育に求められています。


失敗した。じゃあ次はどうする?

自分の力じゃどうにもならない。じゃあどんな方法がある?


「報われなくても、報われる方法を自分で考えて選択する力」


それが、今の時代を生き抜く為に必要な能力ではないでしょうか。


若い人は、そういう時代に生まれ育っているので

何かを強制的に叩き込もうとしても…

「そうじゃないだろ」

というのを、感覚的に肌で感じ取っている訳です。


その差が、「教育する側」と「教育される側」の温度差となって…

「言っている事が通じない」

という現象を生み出すのです。


「強制」の時代は終わって、

「任意」の時代です。


答えを一方的に教えるのではなく、

自分だけの答えを引き出していく…


だからこそ、ティーチングではなくコーチングの需要が増えているのです。



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